進化するサブスクリプションサービスをまとめてみた。
- 2018.03.12
- コラム

こんばんは。あきおです。
今回はサブスクリプションサービスの進化をまとめてみました。
今回は独自にサブスクリプションの型を1.0~4.0まで分類し、
各特徴をまとめました。
サブスクリプションサービス(モデル)とは?
利用期間に対して対価を支払う方式のサービス。
定額制や月額制と同じ意味合いで使われます。
詳しくはこの本に書かれていますので興味がある方はご一読を。

近頃サブスク型のサービスが増えてきたので、
時系列と共に整理していこうと思います。
サブスクリプションサービス1.0とは
サブスクリプションサービス1.0とは、
商品の購入に対して定額制で料金を支払うサブスクリプションモデルです。
昔ながらの定額制はここに属します。
サブスク1.0型の特徴として、
商品買い切り型(商品を届けて終了)
であると言えます。
具体的なサービスとして、
- 紙の新聞定期購読
- コンタクトレンズの定期便
- お酒の定期便
- ディアゴスティーニ
これらのサービスは定額制というよりも、
年間購入の分割に近いイメージになります。
サブスクリプションサービス2.0とは
サブスクリプションサービス2.0とは、
商品の利用に対して定額制で料金を支払うサブスクリプションモデルのこと。
サブスク2.0は、
サービスを利用する人数や回数が増えても、資産価値が減りにくい
ものを商材とすることが特徴である。
具体的なサービスとして、
- 音楽配信(着うたフル、Applemusic、Googleplaymusic、Spotify、…)
- 映画配信(Netflix、Hulu
、Amazonプライムビデオ、…)
- 書籍系(dマガジン、楽天マガジン、Kindleアンリミテッド、…)
- ゲーム配信(PlayStation Now、Xbox Game Pass、DMM GAMES PREMIUM、…)
- ファッションレンタル(エアークローゼット
、メチャカリ、leeap、…)
- ソフトウェア系(adobe、MicrosoftOffice365、Evernote、チャットワーク…)
これらのサービスはかつては買い切り型であったが、
サブスクリプション型への移行によって、
収益を増加させることに成功している事例が多いですね。
また、デジタルデバイスとの相性が良いものが多いのも
特徴の1つであると言えます。
サブスクリプションサービス3.0とは
サブスクリプションサービス3.0とは、
商品の消費に対して定額制で料金を支払うサブスクリプションモデルのこと。
サブスク3.0はサブスク1.0に近いですが、
何度でも消費できるという点が違いであり、大きな特徴です。
具体的なサービスとして、
- 飲食(コーヒー、ラーメン)
- イベント(ライブ、クラブ)
- 対人サービス(英会話、医師と相談)
これらのサービスは最近リリースされてはいるものの、
まだ上手にマネタイズする企業が出てきていない印象を受けます。
不確実にものが消費されるため、損益分岐点の見極めが
かなり難しいのではないでしょうか。
今まではこのサブスク3.0 までが主流でしたが、
なんと、サブスク4.0型がもはや出現してきました。
サブスクリプションサービス4.0とは
サブスクリプションサービス4.0は、なんと無料で利用できるビジネスモデルです。
HowTwoというコスメのサブスクリプションサービスをご存知でしょうか?
ぼくは全く知りませんでした。(友人に教えてもらいました。)
このサービスは最近まで人気すぎてサービスがストップしていたようです。
※現在は再開しています。
サービスの概要としては、コスメ動画を見ると、
気になるコスメが月に1点、無料で自宅に商品が届きます。
届いたコスメは30日間自由に使え、その商品のレビューを書くと、
なんと返品不要!つまり、もらえちゃいます。
しかもブランドも男でも知っているようなブランドが…
このHowTwoの収益源は
動画収益+顧客データになるのでしょうかね。
(HowTwoはCchannelに業界次ぐ2位の動画メディア)
なんにせよ、顧客にとっては無料でサービスが受けれる
ありがたいサービスになっています。
このようにお金の流れが
客→販売主 から 広告主→ 販売主 へと
シフトしていくのは最新の時代の流れでもあります。
あらゆるサービスが、無料で提供される時代が
やってくることはほぼ間違いないでしょう。
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